第116回 日本消化器病学会九州支部例会/第110回 日本消化器内視鏡学会九州支部例会

演題募集

演題募集期間

2020年7月8日(水) ~ 8月5日(水)正午まで
8月19日(水)正午
8月26日(水)正午
9月2日(水)正午
締め切りました。多数のご応募ありがとうございました。

募集区分

セッション区分 テーマ 登録先 司会の言葉
シンポジウム1 ヘリコバクター・ピロリ感染症の現状と課題 消化器病学会/
消化器内視鏡学会
司会の言葉
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シンポジウム1

ヘリコバクター・ピロリ感染症の現状と課題 12月4日(金)予定

沖本 忠義

(大分大学医学部 消化器内科学講座)

外間 昭

(琉球大学病院 光学医療診療部)

2013年よりヘリコバクター・ピロリ感染胃炎に対する除菌治療の保険適用が認可され,日常診療で除菌を行う症例が大幅に増加しており、胃癌患者および胃癌死亡者数の減少が期待されている。また近年は、胃癌発症予防目的として、若年者除菌に取り組む自治体も増えてきている。その一方で、除菌前後の感染診断・治療および治療後の長期観察に関連した種々の問題点も指摘されている。本シンポジウムでは、感染診断における検査法の選択、2次除菌不成功例に対する3次除菌法や薬剤アレルギーなどによる除菌困難例、除菌後胃癌の早期発見にむけた経過観察法、若年者・高齢者除菌等に関する演題を幅広く募り、現時点におけるヘリコバクター・ピロリ感染胃炎に関する問題点を整理し,今後の診療の一助としたい。

シンポジウム2 肝細胞癌に対する最新の治療戦略~内科・外科の立場から~ 消化器病学会/
消化器内視鏡学会
司会の言葉
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シンポジウム2

肝細胞癌に対する最新の治療戦略
~内科・外科の立場から~ 12月4日(金)予定

杉本 理恵

(独立行政法人国立病院機構 九州がんセンター 消化器・肝胆膵内科)

吉住 朋晴

(九州大学大学院 消化器・総合外科)

HCV・HBVなどウイルス性肝疾患に対する治療の進歩や各種分子標的薬の導入により、肝細胞癌の診療はこの数年で大きく変化してきた。新たな問題として糖尿病やNASHなどウイルス肝炎以外を基礎疾患とした肝細胞癌の増加、HCV症例におけるSVR後の発癌などが明らかになり今までとは異なったサーベイランスが必要となってきた。HCV症例が高率にSVRとなり肝予備能が改善する中で、治療選択肢は外科、内科の枠を超えて広がってきている。今後は内科と外科のより緊密な連携が必要となる。分子標的薬の登場により、進行肝細胞癌に対する動注療法やTACEといった局所治療の適応や組み合わせ・治療後肝切除(コンバージョン)のための最適な治療の組み立て、その適応と治療成績などが今後の課題となるであろう。このセッションでは、内科・外科それぞれの立場から、これからの肝細胞癌の診断・治療成績の向上につながる討論を期待したい。

シンポジウム3 胃・十二指腸腫瘍に対する低侵襲治療の現状と治療戦略 消化器病学会/
消化器内視鏡学会
司会の言葉
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シンポジウム3

胃・十二指腸腫瘍に対する低侵襲治療の現状と治療戦略 12月4日(金)予定

赤星 和也

(株式会社 麻生 飯塚病院 消化器内科)

衛藤 剛

(大分大学医学部 消化器・小児外科学講座)

癌治療には根治性と安全性・患者QOL向上が求められる。低侵襲治療である内視鏡治療、内視鏡外科手術はその有用なモダリティとなる。最新の胃癌治療ガイドラインでは内視鏡治療の適応が拡大し、また、高齢者において、粘膜下層浸潤胃癌に対する内視鏡治療の全国多施設臨床試験が開始された。今後ますます胃癌に対する内視鏡治療の守備範囲が広がっていく可能性がある。一方、病変部位、大きさ、深達度は依然安全性・根治性に関わる重要な因子であるため、各施設での胃・十二指腸腫瘍に対する低侵襲治療の適応、手技、治療成績および治療戦略を示していただき、今後の課題について議論していきたい。

またGISTなどの粘膜下腫瘍に対しては、LECSをはじめとする内視鏡外科と内視鏡治療合同手術が普及しているが、噴門部腫瘍や十二指腸腫瘍に対しては手技的難度が高い。合併症予防のための手技の工夫、その治療成績を示していただきたい。

シンポジウム4 直腸癌に対する低侵襲治療の最前線 消化器病学会/
消化器内視鏡学会
司会の言葉
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シンポジウム4

直腸癌に対する低侵襲治療の最前線 12月5日(土)予定

野崎 良一

(社会医療法人社団高野会 大腸肛門病センター高野病院)

藤田 文彦

(久留米大学外科学講座消化器外科)

直腸癌に対する根治的切除治療は、人工肛門の造設や治療後の排便機能を低下させるなど患者の日常生活に大きく影響する。当然のことながら切除範囲や切除方法などは癌の進行度に応じて決定されており、そのアプローチ法も日進月歩である。内視鏡による診断技術の発展と内視鏡的切除の適応拡大、また、外科的治療では腹腔鏡手術やロボット手術、経肛門的切除術とさまざまな新しいアプローチ法が開発され導入している施設も増えつつある。そして、これらの低侵襲治療には根治性が担保されなければならないのは当然の事である。本セッションでは、各施設の直腸癌に対する低侵襲的治療法をご提示いただき、その適応や治療成績、それぞれの手技の工夫や利点、欠点などを示していただきたい。

ワークショップ1 粘膜治癒を目指した炎症性腸疾患治療の新たな展開と今後の課題 消化器病学会/
消化器内視鏡学会
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ワークショップ1

粘膜治癒を目指した炎症性腸疾患治療の新たな展開と
今後の課題 12月4日(金)予定

江﨑 幹宏

(佐賀大学医学部内科学講座消化器内科)

佛坂 正幸

(一般財団法人 潤和リハビリテーション振興財団 潤和会記念病院 外科)

炎症性腸疾患(IBD)の内科治療は近年目覚ましく進歩した。これにより、IBD治療の薬剤選択肢が増えただけでなく、難治例や重症例においても腸管病変の治癒、いわゆる“粘膜治癒”を目指すことが可能となってきた。以前から “症状改善”のみではIBD治療は不十分であることは認識されていたが、内科治療の進歩により治療目標の上方修正が多くの症例で実現可能となったことにより、粘膜治癒といった新たな治療目標の導入・実践に繫がっている。しかし、実臨床においては粘膜治癒の達成が困難な難治例も少なからず存在する。さらには、現在の治療目標である粘膜治癒の定義や意義についても未解決の点は少なくない。本ワークショップでは、粘膜治癒達成が困難なIBD難治例における内科治療の工夫や外科治療介入のタイミング、粘膜治癒の臨床的意義付けや評価方法に関する取り組みなど幅広く演題を募集し、粘膜治癒を目指したIBD診療の現状と課題について活発に討議する場としたい。

ワークショップ2 肝炎診療の現在と未来 消化器病学会/
消化器内視鏡学会
司会の言葉
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ワークショップ2

肝炎診療の現在と未来 12月5日(土)予定

本田 浩一

(大分大学医学部 消化器内科学講座)

井出 達也

(久留米大学医学部 内科学講座 消化器内科部門)

近年、B型肝炎やC型肝炎に対する抗ウイルス治療の進歩はめざましく、高齢者や肝機能不良例も含め、高率にウイルス学的寛解・治癒が得られるようになった。しかし、未だに未検査、未受診、未治療の患者も多く、全国的な課題となっている。ウイルス肝炎以外にも、免疫チェックポイント阻害薬など新規治療薬による薬剤性肝障害、アルコール性肝障害や非アルコール性脂肪性肝炎による肝硬変や肝癌の増加、治療抵抗性の自己免疫性肝疾患など、肝炎診療において残されている課題はまだまだ多い。本ワークショップでは肝炎診療における最新の知見や今後の課題について幅広く議論していただきたい。

ワークショップ3 食道疾患に対する治療法の進歩とその成績 消化器病学会/
消化器内視鏡学会
司会の言葉
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ワークショップ3

食道疾患に対する治療法の進歩とその成績 12月5日(土)予定

山口 直之

(長崎大学病院 消化器内科 (光学医療診療部) )

吉田 直矢

(熊本大学大学院生命科学研究部 消化器外科学)

近年、食道疾患に対する治療法は、良悪性を問わず急速に進歩してきている。胃食道逆流症に対する逆流防止粘膜切除術(ARMS)、食道アカラシアに対する経口内視鏡的筋層切開術(POEM)、食道癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、光線力学療法(PDT)、胸腔鏡下手術、ロボット支援手術、縦隔鏡補助下非開胸手術、また進行再発食道癌に対する免疫チェックポイント阻害薬などにより、様々な領域の治療成績が改善してきている。さらに、食道癌に対する内視鏡治療後の狭窄予防におけるステロイド治療などの様々な取り組み、リスク臓器の線量低減を目指したIMRTなど、治療に伴う有害事象対策にも新しい治療法が取り入れられてきている。本セッションでは、食道疾患における様々な領域の治療法の進歩とその成績について広く演題を募集したい。

ワークショップ4 胆膵領域における診断と治療の進歩 消化器病学会/
消化器内視鏡学会
司会の言葉
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ワークショップ4

胆膵領域における診断と治療の進歩 12月5日(土)予定

橋元 慎一

(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 消化器疾患・生活習慣病学分野)

髙畑 俊一

(九州鉄道記念病院 外科)

胆膵疾患は、疾患特性に合わせた複数のモダリティで診断され、治療が行われる。

診断ではUS、CT、MRI、PETなどの画像評価法も進歩し、内視鏡診断も普及している。EUS-FNAや膵胆道鏡の直視下生検により、低侵襲で的確な検体採取も可能となった。詳細な画像や病理診断を基に治療方針が決定されるが、癌ではゲノム医療も始まり、良悪性から質的評価と診断も大きく変わろうとしている。一方、治療では、結石除去や胆道/膵管ドレナージも新規デバイスの使用報告が増え、小腸内視鏡を用いた治療やEUS下のドレナージなども一般的になっている。腹腔鏡下切除も発展し、術前化学療法や免疫チェックポイント阻害薬の有用性も報告され、胆膵腫瘍の治療選択肢も増えてきた。

本ワークショップでは、良悪性問わず胆膵領域の診断・治療について、取り組みと成績を各施設から現状を報告いただき、今後の展望について議論したい。多数の演題応募を期待する。

一般演題
専修医発表
研修医発表

採択結果

採択の結果は、10月中旬頃(予定)に例会ホームページへ掲載いたします。

発表区分は、会長にご一任ください。

入力項目について

  • 筆頭著者名、共著者名、所属機関名、連絡先電話番号、FAX番号、電子メールアドレス、希望の演題分類、演題名、抄録本文などの必要項目をすべて入力してください。
  • 演題名と抄録本文の合計の文字数は、消化器病学会:全角896文字(半角1792文字)以内、消化器内視鏡学会:全角1000文字(半角2000文字)以内となります。制限を超えて登録する事はできませんのでご注意ください
  • 日本消化器病学会は登録可能な最大著者数は20名(筆頭著者を含む)、所属施設数は10施設(複数選択可)まで、日本消化器内視鏡学会は登録可能な最大著者数は21名(筆頭著者を含む)、所属施設数は21施設(複数選択可)までとなります。
    (日本消化器内視鏡学会はシンポジウム・ワークショップに限り5名(筆頭著者を含む)が最大著者数となっております)
  • 演題登録後は、必ず登録番号とパスワードを用いて、確認画面から、登録がなされているかの確認をおこなっていただきますようお願いいたします。(ブラウザのバグまたはUMINプログラム修正に伴うバグの新規発生等により、稀に登録完了のメールが届いたのに、または登録完了の画面が表示されたのに、登録が完了していなかったことが報告されております。)
  • 演題登録後も締め切り前であれば抄録等の修正は可能です。その際には、登録番号およびパスワードが必要です。
  • 登録後の自動確認メールが届かない場合は、メールアドレスの誤記など登録が正常に完了されておりませんので、必ず、自動確認メールの受信を確認してください。

演題登録の注意点

暗号登録について

  • オンライン登録および修正は、原則として暗号通信の使用をお願いします。
  • この暗号通信の使用により、第3者があなたのパスワードを盗聴して、演題・抄録を無断削除したり、改ざんしたりすることを防ぐことができます。従って、当学会では原則として暗号通信の使用を推奨します。
  • ただし、暗号通信が使えない場合(施設やプロバイダの設定に問題があるか、ブラウザが古い) もありますので、その際は平文通信をご利用ください。
  • 平文通信においては、パスワード等の盗聴が可能ですから、セキュリティや個人情報の保護の点で危険です。
  • 特に病院情報システムや電子メール用に使っているパスワードの使用は絶対に避けてください。被害が演題・抄録以外にも及びます。
  • 平文通信をご利用の際は、こうした危険性を十分に考慮してください。

パスワードについて

  • 抄録を最初に登録するときに登録者本人に任意のパスワードを決めていただきます。登録番号、パスワードに関しての問い合わせには一切応じられませんので必ずメモをとるなど保管するようにして下さい。演題応募時の登録番号とこのパスワードを用いることにより、登録後の変更が何回でも可能です。修正・確認は修正・確認画面より行ってください。

演題のカテゴリーについて

カテゴリー1

01.食道 02.胃・十二指腸 03.小腸 04.大腸
05.肝 06.胆 07.膵 08.その他

カテゴリー2

01.形態 02.機能 03.生化学 04.薬理 05.ウイルス
06.病理 07.炎症 08.潰瘍 09.腫瘍 10.消化吸収
11.胆石 12.肝炎 13.肝硬変 14.門脈 15.疫学
16.成因 17.病態生理 18.診断 19.画像 20.治療
21.手術 22.予後

研修医発表・専修医発表

  • 優秀演題は、初日(2020年12月4日(金))の情報交換会にて表彰いたします。
  • 表彰についての詳細はこちらのPDFをご参照下さい。

COI(利益相反)状態について

演題登録

日本消化器病学会

暗号通信
平文通信

日本消化器内視鏡学会

演題登録後1ヶ月以内に演題毎の発表者・共著者分のCOI報告書をまとめて提出ください。

暗号通信
平文通信

演題登録に関するお問合せ先

運営事務局

㈱JTBコミュニケーションデザイン
ミーティング&コンベンション事業部

〒810-0072 福岡市中央区長浜1-1-35 新KBCビル4F
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